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証券新報 1973号

1平成25年12月1日発行(毎月1日・15日発行)月 日今号の………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………256◆◆◆目 次焦点 海外投資家が今年2番目の買い越しトピックスファイナンスメモ詳細はP.3、 P.4をご参照ください。森ヒルズリート投資法人東レ3402◇森ビルをスポンサーとする複合型REIT◇今期は2ケタ増収増益見通しメッセージ2400◇介護事業者大手 ◇在宅介護分野の強化32342013年10月の売上高、百貨店は3ヶ月ぶりに減、スーパーは3ヶ月連続増日本百貨店協会が発表した2013年10月の全国百貨店売上高は、前年同月比0.6%減の4907億円と3ヶ月ぶりに前年実績を下回った。台風の影響で入店客数が減少した上、10月中旬過ぎまで全国的に気温が高めで主力の秋・冬物衣料などの販売が低調だった。地区別では、東京や大阪、名古屋など主要10都市は前年同月比0.9%増と3ヶ月連続プラスとなったものの、10都市以外の地区は同3.5%減と4ヶ月連続マイナスだった。商品別では、約4割の売上シェアを占める衣料品が前年同月比4.2%減と落ち込んだ。ただ、高額品は好調で、美術・宝飾・貴金属は同19.7%増と14ヶ月連続で前年プラスを維持。訪日外国人の売上高、客数共に前年比2倍半と増加。東南アジアからの訪日客増加に加え、中国人観光客も国慶節休暇を機に回復傾向にあるという。一方、日本チェーンストア協会が発表した2013年10月の全国スーパー売上高は、前年同月比0.5%増の1兆433億円となり、17年ぶりに3ヶ月連続プラスとなった。野菜や肉などの価格上昇に加え、景気の回復傾向による消費環境の改善で食料品の売り上げが伸びた。同協会ではアベノミクス効果による客単価の上昇などが要因で、消費マインドは持ち直してきたとしている。部門別では、売り上げの6割強を占める食料品は前年同月比1.8%増で、5ヶ月連続のプラス。相場高の影響でキャベツや大根のほか、鍋需要により白菜やネギなどの販売が好調で、農産品は同6.8%増と大きく伸びた。畜産品も価格上昇などによりに同3.5%増加。ただ、残暑や天候不順などの影響で、秋冬物の販売が不調となり、衣料品は同5.7%減だった。URL : http://www.ando-sec.co.jp/全国の百貨店・スーパーの売上高(前年同月比)0.5%0.6%▲ 10▲ 50510(出所:日本百貨店協会・日本チェーンストア協会のデータより作成)(%)スーパー百貨店▲