ブックタイトル証券新報　1972号

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証券新報　1972号

１平成25年11月15日発行（毎月1日・15日発行）月　日今号の………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………256◆◆◆目　次焦点　米国で量的緩和の早期縮小論が再浮上トピックスファイナンスメモ詳細はP.3、 P.4をご参照ください。フロンティア不動産投資法人旭化成３４０７◇三井不動産をスポンサーとする商業施設特化型ＲＥＩＴ◇通期業績予想を上方修正沢井製薬４５５５◇後発医薬品の大手メーカー　◇政府による普及後押し８９６４2013年9月の住宅着工19.4％増、13ヶ月連続増加国土交通省が発表した2013年9月の新設住宅着工戸数は、前年同月比19.4％増の8万8539戸となり、13ヶ月連続で増加した。リーマン・ショック直後の2008年10月（9万2123戸）以来の高水準で、1992年6月～1994年2月の21ヶ月に次ぐ長い記録になった。新設住宅着工床面積は、前年同月比18.1％増の785万平方メートル。大幅増の要因として、アベノミクスによる消費者マインドの改善や消費増税前の駆け込み需要、住宅ローン金利の先高感などが挙げられるが、今後も住宅市場は全般的に堅調に推移するとみられる。分譲住宅も景気回復を背景に、前年同月比23.5％増の2万3968戸と5ヶ月連続の増加となった。内訳は、マンションが前年同月比35.6％増と5ヶ月連続増加、一戸建住宅が同12.4％増と13ヶ月連続増加だった。同時に発表された2013年4～9月の新設住宅着戸数は、前年同期比12.7％増の49万9032戸となり、1997年4月の消費増税前の駆け込み需要があった1996年4～9月（同15.6％増）以来、17年ぶりの高さとなった。URL : http://www.ando-sec.co.jp/新設住宅着工戸数▲ 30▲ 20▲ 1001020305000060000700008000090000100000110000120000130000140000150000（％）（出所：国土交通省のデータより作成）（戸）前年同月比（右軸）88539戸戸数（左軸）19.4％新設住宅着工床面積（％）（出所：国土交通省のデータより作成）▲ 25▲ 20▲ 15▲ 10▲ 5051015202550006000700080009000100001100012000（千㎡）前年同月比（右軸）床面積（左軸）18.1％7850千㎡（％） 新設住宅着工戸数（分譲住宅・前年同月比）（出所：国土交通省のデータより作成）▲30▲20▲1001020304050マンション一戸建て35.6％12.4％